マンション管理士 KDSコンサルティング



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  分譲マンションにおける様々な問題

*マンション管理における管理不全  *管理組合運営における様々な疑問や不理解
*管理会社との関係や管理費の値上げ問題  *長期修繕計画や修繕積立金の状況
*管理組合会計やメンテナンス費用等の不透明性  *マンションの資産価値
*空室や駐車場の空き問題  *管理組合理事の不足・住民の高齢化問題
*将来に向けた修繕積立金不足  *管理規約や細則の改正への検討
*管理組合内や区分所有者間での人間関係  *建物の老朽化や耐震問題
*住民のマンション管理への無関心  *管理費や修繕積立金の滞納

  等々、まだまだあると思いますが書ききれないのでこの辺で。
 

  これから管理組合に必要な考え方

  *マンション管理を整理して考えましょう!
  *維持メンテナンスは必然、将来に向けた活用(スクラップ&ビルド)
  *管理組合理事は必要な事だけ話し合って考えれば良い!
  *管理組合側の味方はマンション管理士

 

 

  区分所有者として考えてみましょう

分譲マンションにおいて「マンションを買う」「マンションを持つ」という事は、一般的に専有部分を所有するという事になります。 個人所有の戸建て住宅ならリフォームやメンテナンス・建替えでも所有者の自由にできますが、一つの建物に専有部分と共有部分があるマンションでは色々な制約が発生します。
そこで区分所有者でつくる団体<管理組合>がマンション維持を目的に様々な業務を行うとなるのです。但し基本的には共有部分のみであるのも理解ください。

つまり専有部分はもとより共有部分においても、その使用や維持メンテナンスには区分所有者の意思が反映されなければならないって事です。 よくマンションに住んでいる方の口から「ウチのマンションは○○管理会社に任せてあるから大丈夫だよ」といったことを聞きますが、本当に大丈夫でしょうか? その辺りも別ページで掘り下げますので是非ご覧ください。
 

  マンションの現況と今後

国土交通省のデータより、約50年前から右肩上がりで供給されるマンションは600万戸を超え、日本国民の1割以上、首都圏では2割3割以上が居住となってます。 当たり前ですが築年数の経ったマンションも増加しており、2012年には築50年越が18万戸、築40年越が88万戸、築30年越が129万戸とされています。

ここでよくある質問が「ウチのマンションはいつまで住めるの?」「古くなったら最終的にはどうなるの?」といった内容のもの。
答えになってませんが、答えはありません。マンションは建物の維持も含めて住民である区分所有者がどうするのか決める物だからです。 管理業者や国や行政がどうにかしてくれることはなく、売却するにしても建替えるするにしても自分たちで決めるというのが答えです。
 

  整理して考えてみましょう(提案)

主なマンション管理業務を大きく2つに分けてみると、
@管理組合会計等の事務管理業務 管理員に委託する業務 清掃業務 建物や設備の管理業務
A総会の開催運営 理事会の開催運営 管理規約改正 長期修繕計画の作成や見直し 修繕積立金や管理費の値上げ 大規模種運航時の実施 耐震改修工事 建替え 管理費等の滞納対策
といったところでしょうか。

提案したい考え方は、
@は管理組合側(区分所有者)は深く考えたり時間をかけるのではなく、管理会社や外部業者に任せる業務と割り切りましょう。建物には点検や検査といった必須な業務もあります。 もし「丸投げでは心配」であれば修繕委員会等の専門機関を理事会の諮問機関として設ければ良いのです。
A大切なのは自分達のマンションの現況・問題・今後を、管理組合や理事会(マンションの区分所有者)が検討して改善していく事です。 外部が決める事に費用等を使うのではなく、自分たちの考えを予算にしていく事です。

何故このように提案するかは様々な理由があります。次ページ以降で各項目を検証していく中で理解して頂けるように書くつもりです。 もちろん「わかってるけど自分達だけでは色々とわからない」という意見も重々承知しております。少しでもこのHPがマンション区分所有者のお役に立てば幸いです。・
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