一般的な分譲マンションでの現状では、そのマンションの区分所有者で構成され10戸あたりに一人の理事が選任される割合です。
つまり50戸のマンションであれば5〜6人、100戸のマンションであれば10〜12人程度の構成されていると思います。
その理事たちの中で理事長、副理事長、会計担当、書記担当等が選任されるのが一般です。
まずここで問題となるのが理事の輪番制。一年ごとの交代制で理事が回ってくるマンションが多いのではないでしょうか。
何らかの理事を担当されても良くわからないまま一年過ぎていくという話を聞きます。
結果通年の進行を管理会社のフロントマンに任せることで過ぎていってませんか?別ページでも触れてますが<自分たちのマンション>意識が薄いと
様々な問題が起こります。
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*自分達の所有しているマンションの事をもっと自分達で考えましょう!
*建物や資産の維持はもちろん大切。でももっと活用できないか考えるのも大切!
*時間や手間がかかるなら、誰に何を任せていくのかを整理しましょう!
*1年後、10年後、30年後を想像してみましょう!
*管理組合(理事・区分所有者)は自分達がどうしたいかだけを話し合えばいい!
*ほとんどの管理業務は外部に頼んで報告を聞けばいい!(各種委員会の活用)
*区分所有者間(住民間)の情報の共有は非常に大事!
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管理組合の業務は共有部分メンテナンスから年間予算編成、住民間の問題や長期にわたる修繕計画、多種多様な業務に追われます。
そんな多大な業務を任期1年間で把握して改善するのは仕事や通常の生活の中では無理があります。
プロである管理会社に全て任せる考え方は間違いではないと思います。
しかし<自分達のマンション>という考えは気薄になりがちで問題意識も薄れてしまいます。
理事会を問題を考えて話し合う場、今後の対応を話し合う場と決めてしまい、その他の事は管理会社や外部業者に任せると整理してみてはどうでしょうか。
区分所有者だけでは段取りや法律が難しければ我々<マンション管理士>に相談することをお勧めします。
当然理事会のサポートだけなく管理組合業務にも精通しているので、管理会社や外部業者への牽制にもなります。そんな感覚で一度お近くのマンション管理士に問い合わせてみる事をお勧めします。
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