マンション管理士 KDSコンサルティング



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  まずは管理会社との契約を理解しましょう

一般的な例となりますがマンション管理組合と管理会社との契約は、1年間の管理委託契約となります。 簡単に言うと共有部分等の管理を1年間お任せしますって契約ですね。

契約の中身は<基幹事務>・会計の収入および支出の調停 ・出納 ・専有部分を除くマンションの維持または修繕に関する企画又は実施の調整
<基幹事務以外の管理事務>・基幹事務以外の事務管理業務 ・管理員業務 ・清掃業務 ・建物設備管理業務 となります。
その他にもコンシェルジュサービスや緊急受付サービス等々を含む契約もマンションによってはあります。
 

   少し言葉を変えて考えてみましょう

  *そもそも<1年間の管理委託契約>ということを理解して内容を検討しましょう!
  *契約の内容で毎月の管理委託料が決まることを理解しましょう!
  *自分達のマンションの管理やマンションの将来は自分達で決めましょう!
  *管理組合理事が管理会社フロントマンに言われた業務だけするのは止めましょう!
  *必要な業務と不要な業務をしかっりと整理して契約しましょう!
 

 

  相談事例と今後

*自分達のマンションには管理組合が無いので新しく作りたい。
*管理会社が良くないので他の管理会社に変えたい(管理会社のリプレイス)
*管理委託料や様々なメンテナンス費用が高いと思う。
*フロントマンが管理費や修繕積立金の値上げ要請ばかりしてくる。  等々

管理組合が無いのは置いといて、上記その他の相談はほとんどの場合が管理組合側の管理委託契約への理解不足です。
管理会社も法人ビジネスとして契約するので、適正利潤の確保はもとよりボランティアでは仕事しません。 それは管理会社をリプレイスしても同じです。管理組合側が何をどのくらいのコストで頼むのかを整理しましょう。

管理費や修繕積立金の値上げ問題は別ページで掘り下げますが、現況は管理委託費は値上げ傾向にあります。 働き方改革や賃金上昇により、管理会社側も値上げが受け入れられないなら仕様変更の提案、 どうしても採算が合わなければ契約自体を辞退する事になるでしょう。

管理会社側からみると築年数の若いマンションは手間がかからず問題も少なく採算は合いやすい。 ところが築20年30年それ以上となってくると建物の老朽化も進み何かとコストが増えます。 実際我々マンション管理士への相談は築25年以上がほとんどです。

自分達のマンションを高額な管理委託費でしか管理会社に引き受けてもらえないマンションにしない為にも、 管理業務の整理や管理委託契約の内容把握を実施してください。
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